大城美佐子×OKI LIVE in 白老 開催!

「ウイマム文化芸術プロジェクト」第四弾として、沖縄民謡界の至宝・大城美佐子と、アサンカラ(旭川)アイヌの血を引き、樺太アイヌの伝統弦楽器「トンコリ」の奏者であるOKIのライブを開催します。

大城美佐子は唄の道を歩み続けて61年、その伸びやかな高音は「絹糸の声」と評されます。OKIは、アイヌの伝統を軸足に斬新なサウンド作りで独自の音楽スタイルを切り拓き、知られざるアイヌ音楽の魅力を国内外に知らしめてきたミュージシャンです。本ライブは、沖縄音楽とアイヌ音楽という、北と南の遠く離れた土地で培われたリズムを奏でる二人のミュージシャンによる、豊かな対話の時間となることでしょう。多彩なリズムが交わることで生まれる濃密なひと時を、どうぞお楽しみください。

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ウイマム文化芸術プロジェクト 大城美佐子×OKI LIVE in 白老
天下無類之良質公演「雪珊瑚」


日時:2018年12月8日(土)17:45 開場 / 18:30 開演  

会場:ナイトパブ キャメル No.1 (白老町大町3丁目1-16)

入場料:前売券& 予約2,500円 / 当日3,500円(共に2ドリンク付)

    ※中学生以下 無料

前売券取扱(町内2店舗):

白老観光協会(白老町東町2丁目1-1)

Rempei Mizuno(白老町東町2丁目4-8)※18時以降

電話予約:090-2816-4505(平日9時〜19時 担当:栗栖)

メール予約:Info.uymam@gmail.com

※定員になりましたので、予約受付・販売終了となります。当日券の販売もございませんので、ご了承ください。

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大城美佐子

1936年大阪市大正区北恩加島生まれ、名護市辺野古育ち。幼少期の一時は内地でも暮らす。祖父や親戚に古典音楽の名人を持ち、20歳頃から古典や舞踊を習う。普久原恒勇や上原直彦らに強く勧められ、知名定男の父、知名定繁に弟子入りして民謡の道に進む。1962年シングル「片思い」でデビュー。その伸びやかな高音が「絹糸の声」と評され大ヒットとなる。やがて三線1本を抱えて東京、神奈川、大阪など内地を長らく彷徨の後、沖縄に戻り、民謡界の至宝、嘉手苅林昌とデュオを組む。林昌をして「コンビ唄はミサーに限る」と言わしめたほどの名コンビとして活躍。現在は那覇市東町で「大城美佐子の店 島思い」を経営しながら、国内・海外での公演など精力的に活動中。近年のCDアルバムは、「唄ウムイ」(2007年)、よなは徹との共作「ふたり唄」(2012年)、堀内加奈子との共作「デュエット」(2012年)、知名定男や宮沢和史らと共演の60周年記念版「島思い十番勝負」(2017年)。

OKI

先祖はオタスウンクル、石狩川筋のアイヌ。

博物館のガラスの向こう側に過去の楽器として飾られていた樺太アイヌの弦楽器TONKORI。1993年、TONKORIに新しい生命を宿すために演奏と楽器製作を学び始める。未来的アイヌ音楽を創造し世に送り出すレーベルCHIKAR STUDIOを運営。安東ウメ子、Marewrew、Oki Dub Ainu Bandなど20タイトルの作品をプロデュース。日本での活動のほかWOMADなど海外音楽フェスにも多数出演している。

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文化庁委託事業「平成30年度戦略的芸術文化創造推進事業」 

主催:文化庁/ウイマム文化芸術実行委員会

企画制作:ウイマム文化芸術実行委員会

後援: 北海道教育庁胆振教育局/白老町/白老町教育委員会/一般社団法人白老観光協会/

NPO法人北海道遺産協議会/白老町商工会/協同組合白老商業振興会/

虎杖浜竹浦観光連合会/一般社団法人白老青年会議所/室蘭民報社/苫小牧民報社/

北海道新聞苫小牧支社/読売新聞社苫小牧支局

協力:Chikar Studio/飛生アートコミュニティー/株式会社haku/ NPO S-AIR

Rempei Mizuno/ Mgene Design/河庄居酒屋/はくねん/UTAU Company

ウイマㇺ文化芸術プロジェクト

ウイマㇺ文化芸術プロジェクトは文化芸術を通じた交易・交流の様々な場を人、地域、社会へ創出し、時に地域社会の課題解決への貢献に一躍を担う活動を目指している。上述のウイマㇺの意味解説の中では、初期の対等性と共生の形態を尊重し、多様なアートプロジェクトの展開や地域内外との交易・交流を通じ、期待を込めて現代の「ウイマㇺ」の実践を試みる。