ABOUT

2020を迎えるシラオイ。

世界からの注目を浴びるSHIRAOI。

多文化共生を掲げる白老。

土地の有形無形の地域資源、住民の暮らしや営み、土地の文化を活かして、私たちにはどんな取り組みができるでしょうか?

「ウイマム文化芸術プロジェクト」は、そのような問いから生まれました。

地域、アート、多文化共生・多様性をキーワードに、

2018年度より分野を横断しながらさまざまなプロジェクトを生み出し、

未来のシラオイを共に考え、協働する場をつくっていきます。


「ウイマム -uymam-」とは?

アイヌ語で“交易(※)”を表す。特に初期ウイマム(1600年代初期)は、人と人、集落と集落、アイヌと他国・地域等、相互の目的・利益を叶えるための対等な交換儀礼であり、文字を持たぬアイヌにとってモノだけでなく精神文化的にも重要な交流であったとされる。その後(松前藩による和人地との区分策や商場知行制等を通じ、)アイヌ民族への政治経済的支配が強化されて行く中で、「ウイマム」は1600年後半期頃には政治的支配の有力な手段の1つへと転化していったとされる。

ウイマム文化芸術プロジェクトは文化芸術を通じた交易・交流の様々な場を人、地域、社会へ創出し、時に地域社会の課題解決への貢献に一躍を担う活動を目指している。上述のウイマムの意味解説の中では、初期の対等性と共生の形態を尊重し、多様なアートプロジェクトの展開や地域内外との交易・交流を通じ、期待を込めて現代の「ウイマム」の実践を試みる。

※参考辞書

『アイヌ語沙流方言辞典』田村すず子草風館

『アイヌ語千歳方言辞典』中川裕、草風館

『萱野茂のアイヌ語辞典 増補版』萱野茂、三省堂